シェーディングとは
3次元グラフィックスにおいて、用いる用語の一つ
物体に光があるった際の、濃淡の具合を計算して表示させること
影付け(シャドウイング)と合わせて行うことで、リアルな画像を作り出す
シェーディングの種類
・フラットシェーディング(Flat Shading)
陰影付を面単位で処理し、面全体を均一な色で塗る最も単純なシェーディング技法
最も計算量が少なく高速に処理できる
場所によって光のあたり方の異なる大きな面が均一な色になったり、 小さな面を組み合わせて曲面を表現しているのに面の境界線がくっきり書かれた 角張った表現になってしまうなどのデメリットがある
・グーローシェーディング(Gouraud Shading)
フラットシェーディングの欠点を補うため、ある頂点の色から別の頂点の 色へ向かって途中の各点の色をなめらかに変化させる方法
頂点間で色が補間されるため、その境界では不自然になる
・フォンシェーディング(Phong Shading)
各ピクセルごとに色の補間が行われるため、繊細な色表現が可能になる。
デメリットは、計算の付加が格段に大きくなる。